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Case 7
マンションの一室にツリーハウスをつくる
マンションの一住戸内に、子供の遊びスペースを増設したいというのがプロジェクトの始まり。建築家の設計によって、小さく区切られていたプランは整理され一部にロフトを設えて、住まう人の要望が実現されることとなった。
リビングダイニング・Before
元のプランは、各空間が小さめに区切られていた。
リビングダイニング・After
ダイニングエリアを2層とし、上部ロフトはシダーのへぎ板を貼って、ツリーハウスのように。リビングダイングへ張り出していた窓側個室の壁を一部取払い、引戸で区切り直すという設計により、採光通風が改善され、キッチン側の引戸設置とあわせて空間の回遊性が生まれた。
リビングダイニング・After
ロフト内は、子供が立ち膝できるくらいの高さ、その下のダイニングエリアは、中背の女性が立って支障無い高さに設計されている。
ダイニングエリア・Before
リビングダイングへ張り出していた窓側個室との間仕切り壁。 ダイニングエリアはやや暗かった。
ダイニングエリア・After
張り出していた壁を一部撤去し、引戸で区切り直した。上のように引戸を開け放つと、広がりも感じるように。キッチンとの間の壁には小窓をつけ、コミュニケーションしやすい設計となっている。
キッチン・Before
行き止まりのような空間になっており、 窓が小さいため、人口照明に頼ったスペースとなっていた。
キッチン・After
日中明るい隣室とを区切っていた壁に引戸を設け、採光通風環境が改善されている。ロフトには小窓を設置、キッチン側とのコミュニケーションも可能に。
ワークルーム・Before
改装後ワークルームとなる空間。 コンパクトな個室だが、窓は2カ所あり、隣のリビングダイニングおよび キッチンにその採光環境も活かされることになった。
ワークルーム・After
ワークルームにはロフトへの梯子を設置。取り外し可能なつくりとしている。 梯子は子供のベンチにもなるような寸法で計画されている。
ワークルーム・After
ロフト内は、子供が立ち膝できるくらいの天井高さとなっている。 カウンターや小さなデスクも設置。奥の壁は黒板塗料を塗る予定(施主施工)。
ワークルーム・After
ロフト内は、子供が立ち膝できるくらいの高さ、その下のダイニングエリアは、中背の女性が立って支障無い高さに設計されている。
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