既存床材は、賃貸物件では一般的なクッフョンフロア。

後に撤去可能な方法で、既存床の上に新規床下地を施工した。 床（畳）に寝転んでの施術もあるとのことで、床の断熱材も設置した。

新規床仕上り面が上がったことによって発生した 既存敷居との段差は小さなスロープを設置して解消。

フローリングの端部は丁寧に切り揃え、周囲に見切材を廻すことなく 畳を設置。畳は薄型のものを（特注品）すっきりと納めた。

素足にも気持ちよい、素材感のある床仕上げとなった。

既存の収納扉とサッシは、高さこそ揃っていたが 特に調和し合うこと無く存在していた。

撤去が可能な新規建具枠を壁の横長さ一杯に設置。

既存の収納扉・サッシの前に、壁幅一杯の建具枠と障子を設置することにより 壁面は、すっきりとしながらリズミカルな表情をもつものとなった。

華奢な桟の加工と、和紙を透過する光は 空間に繊細な表情をもたらしている。

既存の壁天井材は、ビニールクロス張り。

既存クロスの上に艶無しの塗装を施した。撤去時はクロスを貼り直して対処する。 壁・天井とも特注色で、空間は優しく寛ぎを感じられるような色合いとなった。 リラクゼーションサロン ni-u　http://ni-u.net/ 空間設計: 3--lab　http://www.3--lab.com/